過去に不動産で相談いただいた内容です。
相談者:友人
現在:都内にある築30年超の戸建て
相談内容:家が古くなってきたので、建て替えにするか総リフォームにするか迷っている
まずは、リフォームもしているハウスメーカーに問い合わせて家に来てもらい相談したところ、予算の関係でリフォームになりそう。メーカー側がグイグイ来るのでちょっと困っている
という事でした。
私からは
まず、メーカー側のペースに呑まれない事、断ったところでなにも友人達は困らないのだから。と伝えました。
その次に気になったのは予算のところです。戸建てリフォームで外観を含めて行えば1,000万円超の費用はかかってきます。ここは金融機関の融資を利用するということでした。
そして友人から、その事をハウスメーカーに伝えたら「ご主人のご年収からすると借入は問題なさそうな感じですね」と言うではありませんか!!
私が何に驚いたかと言うと、友人宅の土地・建物所有者を確認せずにハウスメーカー側が話している。という事です。
そこを聞いたら案の定、所有者は友人のお母様。
今の状態でいたら、
・金融機関から融資してもらうのは難しい事
・自分たちだけの問題ではないので、ご両親とも今後どのようにするか話す必要がある
事を伝え、(将来発生する相続も踏まえ)数パターンの案を出しました。
ハウスメーカーを批判するつもりは全くありませんが、不動産はとても大きなお金が絡みます。そして失敗したからといって簡単に交換などは出来ません。アドバイスする者としてヒアリングの大切さを痛感した相談でした。