投資用マンションの落とし穴

投資用マンションの落とし穴

投資用マンションと聞いて何を思い浮かびますか?

・家賃がチャリンチャリンと入ってくる

・将来の収入はこれで安心

・いざという時は売却して現金に換えればいい

 

なーんてまさか思っていませんよね!?

 

この話をすると100%「えっ、違うの?」「営業マンにそう言われたし・・・」と答えが返ってきます。

そこに最大の落とし穴がある事に気付かないとどうなるか・・・

今日はそれについて書いていきます。

 

そして偶然にも、毎月恒例で行っていた「不動産無料相談会」で投資用物件についての相談が相次ぎました。

実際の事例に基づいていきますね。

 

その前に・・

不動産投資とは

その名の通り、「自己居住でない不動産を所有(オーナーになる)し賃料を稼ぐ」ことですよね。

ここに最大の魅力があるわけです。他人がお金を落としてくれる=副収入・副業 の図式が頭の中に浮かんだと思います。

そして、収入だけではなく支出も加味し差引プラスになる!!

 

と言い切りたいところですが、ここに落とし穴が待っています。

相談事例1

都内(山手線内側)で投資用マンションを区分で所有

毎月家賃11万円

返済+維持費 毎月9万円

2万円×12=24万円黒字

のはずが30万円の赤字に転落したのです。(CF上の数字となります)

赤字に転落した訳の一部は、水道とTV視聴不具合という設備の故障が相次いだからです。

しかもTVはマンション全体で導入しているCATVの不具合でした。マンション全体で導入している設備が壊れてもそれが修繕積立金や管理費で補償してくれる訳ではありません。何よりもその事に皆さんは同意して、不動産を購入していることを知っていましたか?インフラも然りです。

勿論、設備故障以外にも落とし穴は沢山あります。どんな落とし穴が待っていて、どう対処すればいいか。を

知っておくことが不動産投資を始める第一歩と思います。

 

管理会社は味方 とは限らない

マンションには管理会社が入っていて、入居者との間にトラブルがあればそこからオーナーへ連絡が入ってくる。という管理形態をしている人がほとんどだと思います。

その為に管理費を払っている。という感覚の方も多いのではないでしょうか。

では、その管理会社はトラブルがあった場合は常にオーナーの味方となり入居者へ交渉してくれるでしょうか?

答えはNOです。

上記の事例も管理会社へ色々と指摘を行い、交渉して赤字を最小限に食い止めた結果の数字です。

交渉しなければ更に赤字額は膨れた事でしょう。

自分の財産を守るのは管理会社ではなく、自分自身でしかないのです。

 

こういった話しをすると「本当に不動産会社を経営していたの?」「もしや不動産嫌い?」と言われますが、そんな事はありません。

キチンとした知識を身につけ、自分は不動産投資に向いている人間なのかが解れば最大の味方にもなってくれます。

不動産を購入するには多額のお金が必要となりますし、失敗したからといって即換金できません。

始める前に、あなたが不動産投資に向いているのか知りたい方は私にご相談ください。

 

不動産投資は怖いけど、他にいい資産運用が知りたいあなたはこちらまで

 

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