雪組『CITY HUNTER』感想

雪組『CITY HUNTER』感想

先日観劇してきた『CITY HUNTER』の感想編いきます。

 

初見感想

感想の大前提になりますが、

私は『CITY HUNTER』のもとい『北条司先生』の大ファンです。

CAT’SEYEに始まりCITY HUNTER、ANGEL HEART(S1,2)と全て単行本は揃え、

中学生の時はCITY HUNTER読みたさに、少年ジャンプを友人と交代で購入し回し読み!!した

ライトファンであります。(上には上がいるんですよ・・・)

 

なので、どうしても原作との比較になった感想になるのはご容赦くださいね。

 

実は舞台を見る前から、一抹の不安がありました。

それは、配役発表された登場人物が多すぎるんです。

全部の登場人物を覚えていませんが、パッと見ただけでも1巻から最終巻までいるんですよ。

最初と最後では、獠と香の関係も大分変ってきますし、なにより大風呂敷広げて回収できるんかい?

教えて吉正君!!(演出家の齋藤吉正先生)と、勝手な心配をしながら日々過ごしました。

と小姑さながらの前置きをしましたが、感想は一言で言えば、よくまとめたね、でした。

 

大風呂敷もちゃんと畳めていましたし、そこまで複雑な話しにもしていなかったので、原作を知らない

人でも楽しめたと思います。

私の周りでは時折笑い声が聞こえてきていましたし。

 

ツッコミどころ

とは言え、原作ファンとしては「むむむ」な場面もあったので。

先ずは、なーんで香が兄の復讐とは言え、銃で将軍(ジェネラル)を殺しちゃうんでしょうね(怒)

このシーンの前までは、かなり楽しんで観劇していたんですよ。

CITY HUNTERの根底が覆る演出でしたね。齋藤先生にはぜひ、漫画をもう一度隅から隅までなめ回すように

読んでいただきたいものです。

知り合いなら、呼び出して正座させて説教したいところですよ。えぇ。

 

ツッコミ2

北尾警視正もビジュアルどうなんでしょう?問題です。

確か、槇村の兄貴と面影が似ていて香が混乱しますよね。

槇村役の綾 凰華さんと、北尾警視正役の眞ノ宮るいさん、一つも似せている所なく

冴子の婚約者候補以外は原作ド無視設定でした。

 

他にも、サリナの年齢設定や立ち位置、海原は義手ではなく義足、右手が使えなくなったのはミック

などなどたくさんあったんですけど、まっ、ギャク作品だからいいか!!

 

オープニングで獠(トップの彩風 咲奈)が一人銀橋で「Get Wild」を歌ったのは良かったですね。

上手い使い方だな~と、アニメも毎週欠かさず見ていたことも思い出しました。

 

キャストの事も書こうと思ったんですが、また次回に(本当に書くの?と言われそう・・)

 

開演前にお馴染みの「カラス」と「トンボ」が出てきたのは胸熱でした!!

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